いったんは世界経済を大混乱にさせたドバイショックだが、時間
の経過とともに市場は落ち着きを取り戻した。
リーマンショックのように突発的な事件だったので、市場は一気
に冷え込んだが、影響は当分の間軽微なものになりそうだという。
しかし地獄の再到来は半年後に訪れるだろう。
今の欧米諸国の悲惨な姿が全てを物語っている。
わずか数年間というドバイの反映は短命だった。
今回の債務不履行で世界的な信用を一気に失ったからだ。
不動産と金融は一気に萎んでしまったことで、今後は物流や観光
といったビジネスを中心にしていく必要があるだろう。
日本やドイツのようなモノ作りに長けた技術なんてない。
ここ数年、ドバイにはショッピングモールが増えた。
高級ブランドからカジュアルまで大型店が建設されたが、イケイケ
ドンドンの消費は、これから絶対に期待できない。
2年前まではこのような地域にもかかわらず、毛皮のコートも多く
陳列されていたのだ。
日中の気温が冬場でも30度になるこの国で、果たして地元の人が
買うだろうか?
こういった商売下手はもう通用しない。
世界のマネーは神経質になっている。
東欧や最近のギリシャ、中南米やアジアでも、ドバイで起きた資金
逃避がすでに起こっている。
来年後半は東南アジアや韓国で起こった通貨危機が蘇るだろう。
マネーは今、 「質への逃避」 を求めているのだ。
そういう意味で円高は十分理解できる。
マネーは新興国から逃げ出す準備を始めているということだ。
★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者
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