2010年1月11日月曜日

米銀の破綻 2010年の1行目はワシントン州の地方銀行

米連邦預金保険公社(FDIC)は、米ワシントン州に置く地方銀行
「ホライズン・バンク」 が経営破綻したと発表。
総資産は約11億ドル。
預金は全額、同州の他金融機関が引き継ぐという。

2009年に破綻した米国の金融機関は合計140社。
これは17年ぶりの高水準だった。
しかし今年は去年以上の破綻数が予想される。

景気が落ち着いた09年でさえ、140社が破綻したわけだから、
今年も中小地銀を中心に経営破綻が相次ぐ可能性が高い。
商業不動産ローンやプライムローンといった優良顧客への返済が
ますます焦げ付くだろう。

また去年11月2日に破綻したノンバンク大手のCITについても
これから計り知れない影響をもたらすことでしょう。
09年に破綻した米企業では、GMに次ぐ大型破綻だった。
米国では史上5番目という大きさ。

 1位 リーマン・ブラザーズ
 2位 ワシントン・ミューチュアル
 3位 ワールドコム
 4位 GM
 5位 CIT


破産申請というのは、基本的に債務整理が行われることです。
つまり株主が100%の損失をかぶり、債権者と破綻企業が債務
整理をしていき調整するというものです。
CIT破綻で、同社から融資を受けていた約100万社の
中小企業の資金繰りはこれから影響を受け始めるでしょう。

去年6月に倒産した米カジュアル衣料大手のエディー・バウアーは、
CITの融資先の一つだったのです。

同社には08年末、公的資金23億3千万ドル(約2200億円)が
注入されましたが、破綻によって毀損されてしまったわけです。
金融機関の経営が振るわず、今後も貸し渋り貸し剥がしに走れば、
せっかく立ち直りかけた米国経済に再度のブレーキがかかる。
しかし残念ながら、事実として受け止める年がやってきたのです。


 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者

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