2010年8月12日木曜日

円高ユーロ安・ドル安が進行 輸出に悪影響なら円建て対策を急げ

円高ドル安の流れに歯止めがかからない。
11日のロンドン市場で円相場は一時、1ドル84円72銭まで上昇し、
去年11月27日につけた84円81銭をあっさり超え、95年7月以来
の高値を付けた。

背景には米国の貿易赤字が拡大したことが主な要因だ。
同日発表した6月の貿易統計によると、貿易赤字はモノとサービスの
取引を合計した国際収支ベースで前月比18.8%増の約499億ドル
となった。
赤字幅の拡大は3カ月連続で、08年10月以来の高水準。
市場の予想は426億ドルの赤字だったという。
来月9月には95年12月につけた1ドル79円75銭の高値を超える
と思われる。

ユーロ安も続いており、再び110円台を割り込みそうだ。
7月7日の七夕の日には110円79銭まで円高が続いた。
そして同じく9月には100円台になるだろうが、ドルの下落が勢いつ
いているため、反対の相場に動くユーロは大幅安とはならないだろう。

それにしてもマスコミの偏向報道はヒドい。
円高のデメリットばかり全国のお茶の間に報道する。
円高のメリットについてはほとんど伝えないのである。
戦後数十年にわたって政治的圧力にかけられているTVや新聞各
社は、米国の影響力を維持させるために、意図的な円安ドル高政
策を続けてきたのだ。

民主党がアジア諸国に対して売国といっている人は、旧自民党政権が
54年間もの間、米国の属国であったことを考えないのか?

とにかく円高は国民生活に良い影響をもたらす。
電気会社やガス会社は利益を享受し、それが国民生活に還元される。
石油や鉄鉱石、その他のレアメタルも安くなり、輸出企業でさえ恩恵
を受けるのだ。
そもそも日本は輸出に占める割合が小さい。
これは紛れもない事実である。
リーマンショック後に急激な消費の収縮が起こった理由は、輸出
不振ではなく、巨大な国内マーケットが大不況に陥ったからだ
。

もし円高で利益が減少するというのなら、その分だけ価格を上乗せす
れば良いではないか?
日本製品の品質と技術力なら十分勝負できる。
大衆品目といわれる自動車についても昔とは違い、格段に省エネ技術
が向上している。
日本のエコ車はすでにグローバル・スタンダードとして国連から認定
されているのだ。
一方で家電製品や半導体産業は難しいかもしれない。
価格競争力では韓国や台湾に勝てない。
全く同じ品質や性能なら、安い国の製品を買うのは当然だからだ。

そしてドル建てやユーロ建てを止めて、円建て取引きに変更する
ことも一つの手。
これならいちいち為替相場に揺さぶられることはない。

国内の工作機械メーカーなどは、すでに80年代から円建てを導入し
ている。
どうやら日本のマスコミは、トヨタやホンダといった自動車会社や、
ソニーなどの総合家電メーカーしか見えないらしい。
情けないというか、全くもってふざけた偏向報道だ。
どうか国民の皆さんは、こういった騙しの報道は真に受けないように
して下さい。


 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者

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